メディアの影響もあり、小学校高学年くらいから毛深さを気にする女の子が増えています。
2019年にカミソリ会社の貝印が行った女子小中学生を対象にした調査では、小中学生の87.9%もがムダ毛を気にしていると言う結果が出たそうです。
また、気になる部位の1位は腕(79.6%)、2位はひざ下(68.9%)、3位は手/指(64.1%)でした。
脱毛したいとお子さんに言われて、どうしようか困っている保護者の方もいるのではないでしょうか。
そんな時は家庭用脱毛器がおすすめです。
筆者は子供の時から毛深く、医療脱毛やサロン脱毛を経験。
最後は家庭用脱毛器で毛深い生活とお別れしました☆
この記事を読むことで、子供が使用できる家庭用脱毛器について、全体像をつかむことが可能です。
また、お子さんと脱毛について話すにあたって必要な、正しい知識も得られます。
この記事を読んでお子さんと毛の悩みについて話し合い、身も心もスッキリしましょう。
子供は何歳から脱毛できるのか
脱毛は年齢制限が定められてはおらず、何歳からでも脱毛できます。
現在は7歳から脱毛が出来るサロンもあり、脱毛の低年齢化が顕著です。
しかし、身体のバランスを考えると、脱毛開始はホルモンバランスが安定して、生理の周期が安定してからをおすすめします。
子供の脱毛は家庭用脱毛器がおすすめ
子供の脱毛方法のおすすめは「家庭用脱毛器」です。
脱毛サロンや医療脱毛、ワックス脱毛より、家庭用脱毛器の方が簡単で、無駄なく脱毛できるからです。
ここからは子供の脱毛に家庭用脱毛器がおすすめな理由を説明していきます。
ホルモンの関係で、脱毛のやり直しになる可能性がある
1つ目の理由は「ホルモンの関係で、脱毛のやり直しになる可能性がある」ことです。
12歳ころから生理が始まり、胸が膨らみ・・・と、子供のホルモンバランスはどんどん変わっていきます。
体毛とホルモンバランスは深い関係があります。
小さいころに脱毛が完了しても、また生えてくる可能性も高いです。
筆者も脱毛完了したはずが、出産後にまた生えてきました。ホルモンってすごい・・・
サロンや医療脱毛で多額のお金を2回掛けるのは大変ですよね?
そのため、脱毛のやり直しになっても費用負担なしの家庭用脱毛器をおすすめします。
脱毛サロンと効果が変わらない脱毛器もある
最近は家庭用脱毛器の種類も充実し、脱毛サロンと同レベルの効果の脱毛器も簡単に手に入るようになりました。
自宅での脱毛器を使った脱毛方法が、シェーバー一択だった20年前とはえらい違いです。
脱毛サロンのスタッフに資格は必要なく、ほぼ素人が施術する事も珍しくありません
同じレベルの施術ができるなら、自宅で脱毛する方がメリットが多いと言えます。
脱毛に通う時間や付き添いの手間がかからない
家庭用脱毛器での脱毛なら、脱毛に通うための時間や、親の付き添いの手間がかかりません。
子供が脱毛に通う場合、保護者の付き添いが求められることもあります。
また、電車に乗ったり、トラブルがあった場合を考えて付き添う親御さんは多いです。
現在の子供は習い事や部活、塾ととても忙しいため、友達との時間を最大限に確保できる家庭用脱毛器は子供の脱毛に適していると言えます。
エピレ:キッズ脱毛についてより
知らない人に肌を見せる抵抗感がない
素肌にコンプレックスを持つ子供は、サロンや医療機関での脱毛の場合、知らない人に肌を見せることを嫌がる可能性があります。
子供向きの脱毛は痛みを感じにくいように工夫されていますが、緊張していると必要以上に痛みを強く感じてしまうことも。
家庭で脱毛すれば、自分か保護者が施術します。
知らない人に気になる部分を見せる必要が無いため、リラックスして脱毛できます。
好きなタイミングで脱毛でき、予約がいらない
家庭用脱毛器なら、自分の好きな日付や時間で脱毛できます。
サロンやクリニックに通う場合は前もって予約が必要ですが、子供の予定は突発的。
小中学生が「今日、皆で〇〇に遊びに行こう」となれば、予約してある脱毛より、遊びに行きたい気持ちが強くなるのは仕方のない事です。
でも、家庭用脱毛器なら子供の空き時間を利用して脱毛できるので、あらかじめ予約をする必要もありません。
忙しい子供にはぴったりと言える方法です。
コスパがいい
家庭用脱毛器は非常にコスパが良いことも見逃せません。
1台購入すれば、家族皆で使用する事も出来ますし、将来的にまた脱毛が必要になった時も、同じ脱毛器を使用できます。
ママと娘の共有パターンが多いですが、パパの気になるヒゲにも使えるし、最近は脱毛に興味を示す男の子も多いです。
何人分もの脱毛料金をサロンに支払うよりも安く済むので、コスパが良いと言えるでしょう。
子供も使える脱毛器を紹介【何歳からかも】
ここからは子供も使える脱毛器を、使用可能な年齢別に紹介していきます。
10歳の子供から使える家庭用脱毛器
一番年齢制限が低いものは10歳から使用できるものが販売されており、2種類です。
オーパスビューティー03パワープロ(OPUS BEAUTY 03 Power Pro)
OPUS BEAUTY03 POWER Proは、業務用脱毛器メーカーと脱毛サロンが共同開発した、家庭用光美顔・脱毛器です。
販売元は総合美容企業 株式会社アンドワン。
グループ会社が脱毛サロンを経営しており、このオーパスビューティー03パワープロ以外にも洗顔料や、脱毛後のケアの為のボディジェルなどを販売しています。
ジュニアモードの有無 | 〇(10歳より使用OK) |
照射方式 | THR方式 |
価格(税込) | 43,890円 |
最大使用回数 | 35万ショット |
照射レベルが何段階か | 3つのモード×5段階の系合計15段階 |
美顔など、脱毛以外の機能の有無 | × |
このオーパスビューティー03パワープロのポイントは
・子供用として「ジュニアモード」が搭載されている
・肌内部にしっかり光を届ける「THR方式」を採用していて、低刺激
・1照射あたり0.11円、35万ショット使用可能
・ノーマルモード、パワーモードも搭載し、各モードそれぞれ5段階のレベル設定可能。
・照射と同時に2.4℃まで冷却するアイスクール機能で、保冷剤不要
・照射スピードは0.6秒
ジュニアモードが搭載されているだけあり、子供への使用もしっかりと公式サイトでOKが出ています。
販売価格は¥43,890(税込)で、35万ショット使用可能です。
カートリッジ式ではないので、カートリッジ交換の手間が無いのもラクチンなポイントです。
Q:子供は何歳から使えますか?
10歳からお使いいただけます。お子様も安心してお使いいただける「ジュニアモード」を搭載しております。
(OPUS BEAUTY 03 Power Pro 公式サイトより)
子供の肌からパパの髭まで家族みんなでツルツルになれる、コスパ◎の商品です。
|
ビートツー(Biito2)
業務用脱毛機メーカーが開発しており、ムダ毛ケア以外にも光照射による美肌ハリケア機能が搭載されている美容器です。
発売元は株式会社NBS。演歌歌手の氷川きよしさんがオフィシャルアンバサダーを務めている会社です。
ジュニアモードの有無 | 〇(10歳からだが、問題無ければ何歳からでも) |
照射方式 | THR方式をベース |
価格 | デラックスセット 59,840円 スタンダードセット 44,000円 |
最大使用回数 | 35万ショット |
照射レベルが何段階か | 3種類のモード |
美顔など、脱毛以外の機能 | カートリッジ変更で美肌ハリケアが可能 |
ビートツーの嬉しいポイント
・ジュニアモード搭載
・肌内部まで光を届けるTHR方式をベースに開発
・カートリッジ変更で美肌ハリケアも可能
・フィメイルモード(細くやわらかい毛)、メイルモード(ハイパワー)、ジュニアモードと、出力が選べるので家族全員で使いやすい
・必要な機能のセットを選べるのでムダがない
・35万ショット使用可能
デラックスセットと、スタンダードセットの2種類から選択できます。
脱毛以外の機能も欲しい場合はデラックスセットがおすすめです。
デラックスセット 59,840円(税込)
・脱毛フィルター(大・小)
・潤いハリツヤフィルター
・肌荒れ防止フィルター
スタンダードセット 44,000円(税込)
・脱毛フィルター(大)
メーカーに対して子供の対応年齢は確認中ですが、販売店からの10歳以上という返答事例があります。
追記:確認しました!10歳以上が推奨ですが、問題なく使用できる場合は何歳からでも可能とのことです。
よって、10歳未満で出来るだけ早く脱毛をしたい場合はビート2がオススメということになります。
ハリツヤなどの別機能を付け、長く愛用したい場合は上の「デラックスセット」、
シンプルに脱毛だけを求める場合は上のリンクの「スタンダードセット」がオススメです。
個人的には「家族で使うなら15,000足して、フィルターが多い方が便利かな」と思います。
12歳から使えるもの
ヒカリビューティ3PROは12歳から使用可能です。
ヒカリビューティー3PRO
エステサロンで有名なTBCが発売した、サロンでの実績を基にした光の波長を利用した光美容器です。
ヒカリビューティー3PROの特長
・特許技術を利用したAMP(Advanced Multi Pulse)方式で、1回のショットで光を複数回連続照射する
・サロン実績の波長域を採用、効率的な脱毛
・オートモードでは、肌の色をAIが選別してちょうどよい照射レベルが自動で判断される
ジュニアモードの搭載はありませんが、取り扱い説明書に保護者の監督のもと、12歳から使用できると明記されています。
TBCのサロン品質を求める方におすすめです。
年齢制限は特にない(保護者の同意のもと監督下で使用)
特に年齢制限はないものも存在します。
もともと脱毛には年齢制限はないので、保護者が様子を見ながら一緒に使用しましょう。
LED LOVER
全国で25店舗展開しているLEDラバーが開発した光美容器で、女優の岡田結実さんがイメージガールを務めています。
IPLED方式を採用しています。
このIPLED方式は、ピンクと黄色のLEDも同時に照射でき、「保湿ムダ毛ケア(コラーゲンオイル併用による)」「フェイシャルケア」「バストケア」「LED光ケア」の4つのケアが同時に可能です。
・IPLED方式で、光脱毛のIPLと2種類のLEDの光が照射
・照射した面が冷えるので、照射熱による痛みを吸収し、冷やし作業が不要
・100万回使用できるので、故障しない限りずっと使える
・美顔器の波長機能が多いので、ママに嬉しい機能
・パワーモードは5種類で、丁度よいパワーを選べる
・カートリッジ不要でラクチン
・自動連射は0.8秒間隔(レベル1の場合)
子供への使用は、「未成年の方は保護者の方と一緒に使用下さい」とあり、特に年齢制限などは設けていません。
美顔機能が充実しているので、長く愛用できる商品です。
ケノン
ケノン は、楽天市場の週間脱毛器ランキングで、523週第1位をキープした日本製美容器です。エムロック株式会社が開発しており、ケノンをメインにファンヒーターなどの生活家電やフィットネス機器も手掛けています。
ちなみに筆者が所持しているのは7年前に買ったケノンです。
カートリッジが3本ついてきたのでまだまだ回数に余裕があり、現役で働いてくれています。
ケノンの楽天レビュー数は16万件を越え、総合評価4.27と実力は長年の使用した人が証明しています。
楽天は買った人しかレビューを書けないため、実際に使っている人の口コミは信頼性が高いですね。
・IPL方式(独自の発光技術USPLを採用)で、サロンからの乗り換えも多数。
・照射前に冷やすことで痛みを抑えられる
・カートリッジの種類が多く、使う範囲によって使い分け可能
・美顔機能のカートリッジがある
・連射モードのフラッシュ間隔は.0.4秒(照射レベル1の場合)
・肌を守るためのカートリッジはコンタクトレンズで有名なHOYA製フィルターを使用
・安心の日本製
|
子どものムダ毛の自己処理のリスク
家庭用脱毛器を使用しない場合、子供はカミソリを使用した自己処理をすることになります。
その場合、いくつものリスクがあるため注意が必要です。
肌を傷つける可能性がある
まず、ムダ毛の自己処理で肌を傷つける可能性があります。子供の肌は大人と比べて、皮膚が薄く繊細でダメージを受けやすいです。
毛抜きやカミソリで自己処理をすることで、毛穴や肌の表面を傷つけてしまうことがあります。
肌の乾燥や埋没毛が起こりやすい
子供の肌は大人よりも薄いため、カミソリでムダ毛を剃る時に肌の角質を一緒にはがしてしまう可能性があります。
この角質は肌の水分を保ったり、肌を守るバリア機能で大切な役割を果たしている為、肌トラブルが起こりやすくなり、注意が必要です。
また、肌が乾燥することで、毛穴の中で育った毛がうまく出てこられずに埋もれてしまう「埋没毛」も起こりやすくなります。
埋没毛を抜くために肌を傷つけて掘り起こすことで、更に肌の状態が悪くなり埋没毛が起こりやすくなると言う負のループに陥る可能性があります。
処理後のケアが不十分になりやすい
脱毛をした後はしっかりとした保湿が必要ですが、子供の場合保湿ケアが不十分になりがちです。
ケアが不十分だと肌の状態が悪くなり、脱毛効果も薄れやすくなります。
また、日焼けをしないための日焼け止めも、外に出る時間が多い子供は十分な効果を得られない事が多く、脱毛効果を下げる原因の1つです。
使用するのに躊躇するなら電気シェーバーで様子をみる
どうしても家庭用脱毛器に抵抗があると言う方もいらっしゃると思います。
しかし、カミソリや毛抜きでの自己処理はお勧めできません。
その場合は「電気シェーバー」の使用がおすすめです。
カミソリよりも深剃りにならず、見かけはカミソリほどツルツルしないかもしれませんが、肌への負担は段違いです。
乾電池で動くタイプも多いので、本体も軽くてコンパクトです。
電気シェーバーで様子を見て、成長してから脱毛方法を考えるのも、良い方法だと思います。
家庭用脱毛器は正しく使えば安全
家庭用脱毛器は正しく使えば、安全で効果の高い脱毛が可能です。
正しく使うためにどうしたらいいか、解説していきます。
日焼けをしない
日焼けをしないことは非常に重要です。
家庭用脱毛器で良く用いられる「光による脱毛」は黒いものに反応して熱を与える仕組みです。
肌が日焼けしていると、ダメージを与えたい毛根に充分なエネルギーが届きません。それだけでなく、肌の表面に熱のエネルギーが照射されてしまうため、やけどの原因にもなります。
子供は大人よりも体育の授業や部活動、登下校などで直射日光にさらされる時間が長いです。また、制服や体操服の規定があるので、長袖を着て日焼けを防ぐことも難しい場合もあるでしょう。
日焼けを防ぐために、日焼け止めをしっかりと塗り、時間がたったら塗りなおすことを徹底しましょう。
しっかりと保湿をする
照射する肌はしっかりと保湿をして、水分を保つようにしましょう。
脱毛器を照射すると、熱により肌の水分が奪われて乾燥します。
また、乾燥してバリア機能が低下した肌では充分な脱毛効果が得られず、肌トラブルも起こりやすいです。
決められた使用方法を守る
最近の家庭用脱毛器は非常に使い方も簡単で、子供でも操作可能です。
しかし、正しい使い方をしないとヤケドやまぶしさを感じる原因になります。
必ず使用する前に説明書を親子で確認しましょう。
光を目に当てない(ゴーグルを使用する)
光脱毛の光を直接見てしまうと、目に負担がかかります。同じ理由で、光脱毛は目回りにも使用できない機器がほとんどです。
付属品としてゴーグルやサングラスが付いている商品も多いので、活用しましょう。
自分で用意する場合は100均程度の品質でも問題ありません。
日焼けした肌には照射しない
上で説明したように、日焼けした肌に照射すると効果が落ちるばかりか、痛みまで感じやすくなります。
毎日のケアで日焼けを防ぎ、日焼けをしてしまったら落ち着いてから使用しましょう。
ホクロやシミなどに照射しない
ホクロやシミなどは、黒いメラニン色素の塊です。そこに脱毛の光を当ててしまうと、火傷のような状態になる可能性があります。
その場所を避けるか、心配ならホクロやシミなどに光が当たらないようカバーして照射しましょう。
同じ場所に何度も照射しない
同じ場所に何度も照射しない事も大切です。
毛周期に合わせて複数回照射する事に意味があるので、一度に何回も光を当てても肌にダメージが行くだけです。
逆効果になる可能性もあるので、2度打ちを始めとした同一部位への複数回照射はやめましょう。
適正な照射レベルを守る
適切な照射レベルを守ることも大切です。
人体は場所によって皮膚の厚みが違うため、腕と鼻下では必要な照射レベルが違います。
また、照射レベルが高いと、効果が高い反面痛みも感じやすいです。
続けやすい、自分にとってちょうどいい照射レベルを守りましょう。
まとめ
子供の脱毛は何歳から始めても大丈夫です。
しかし、ムダ毛を気にしだす年頃はホルモンバランスが変わりやすく、高価なサロンや医療脱毛をしてもやり直しになる可能性があるため、コスパの良い家庭用脱毛器がおすすめです。
機器により、使用可能年齢や脱毛方法が違うので、お子さんにあう脱毛器を探してあげて下さいね。
もし、家庭用脱毛器を使用しない場合も、肌へのダメージが大きいカミソリや毛抜きよりも電気シェーバーの利用をおすすめします。
お子さんがコンプレックスを感じることなく、元気に過ごせる毎日を目指しましょう。
|
|
|
コメント