ひらがなとイラストで出来ている絵本もそろそろ卒業が見えてきた年長さん
しかし児童書となると、字の大きさも色々でどう選んだらよいのか・・・
そんなお子さんにおすすめなのが「ルルとララシリーズ」
このシリーズは小学生の女の子、ルルとララが森でお菓子屋さんをするというストーリーで、
彼女たちが作るお菓子のレシピも一緒に学べます
この本のお菓子を作って、算数や理科の理解に繋げてみませんか?
年長さん(小学校1・2年生も)にぜひお勧めします
- 年長さん~2年生の子供がいる方
- 小学校の算数が不安な方
- 数の概念を目で見て学ばせたい方
- 子供とお菓子作りをしてみたい方
このお菓子作りで学べる事
- 材料を測ることで、数の大小の理解・足し算に親しむ(小1 5月~)
- 冷蔵庫に入れてあったバターが室温になると柔らかくなる事の実践(温度による状態変化(小4・中1の理科)
- 2時間休ませるとあるが、今から2時間後は何時何分??(時計の理解を深める(小2 4月))
- 厚さ5ミリってどのくらい?定規で調べてみよう(数直線に親しむ(小2 5月)
- 美味しいおやつを作ることの満足感!
普段大人は何気なくこなす調理手順も
小学校以降の学びに深くつながっています♪
用意したもの
レシピの分量については本の内容を参照してください。
本をそのまま使用してもよいですが、汚れることを考慮してレシピのページをコピーして使用しました
調理の記録
全ての手順ではありませんが、長女が調理した様子をご紹介します。
粉の量を計る
はかりで小麦粉を測ります。
「今〇グラムだから、まだまだだな・・・」
「あ、いきすぎちゃったから少し減らさないと」
99→100に桁が変わるところも、自分の目で確かめられるので非常に有用です
数字が粉の量により、増えたり減ったりするのを意識して計量してもらいます(数の大小の理解)
室温に戻しておいたバターを砂糖とすり混ぜる
室温に戻しておいたバターを砂糖とすり混ぜました。
バターが練ると柔らかくなるのが不思議な様子(温度による状態変化)。
小麦粉をふるい入れる
最初に計量した小麦粉をふるってバターと混ぜている様子です。
ふるいにかけることで、サラサラになるのに興味津々
ラップに包んで、2時間冷やす
ラップの上にボウルから移すのに、またまたこぼす長女です
冷蔵庫で2時間休ませました。
「今から2時間後は何時何分?」という声掛けをします。
(わからない長女)
そこで、おもちゃの時計を使って、今から2時間後を調べてもらいました。(時計の理解)
厚さ5ミリにのばす
「今度は何をするの?」と長女に聞いたところ、「5ミリにのばすんだって~」と長女。
「5ミリってどれくらい?わかる?」と聞いてみる
(わからない長女)
定規を出してきて、長さの説明をしました。(定規に親しむ)
型抜きをして、装飾する
お楽しみタイムです
用意しておいた型、アラザンなどで可愛らしくデコレーションします。
本の分量で作ったら写真の量位できました。
5歳児と母親で食べてちょうどいい位です( *´艸`)
すぐに室温で柔らかくなるクッキー生地を型抜きするのはなかなか難しく、手指の巧緻性の向上にも繋がります
焼き加減を見ながら焼く
我が家はオーブントースターがなく、魚焼きグリルで焼いたのでなかなか本に記載の時間では焼けず・・・
少し長めに焼くことになりました
ルルとララシリーズは年長さん~小学校低学年のお菓子作りにピッタリ!
色々頭を使わされながらも(笑)、無事においしいクッキーをおやつに食べることのできた子供は大喜びでした。
99→100と桁が変わる所を目で確認したり、時計を使って時間を計る練習になったり・・・
実体験型の学びが重視されていく世の中、机の上だけでない学びを行ってみましょう