一度家庭に入ってしまうと、子どもが小さいうちはなかなか働けませんよね。
幼稚園に入っても、子どもの体調不良時を考えるとパートも探しづらいのが現実です。
そんな中在宅ワークに興味を持ち、Webライターを始めて現在4ヶ月が経ちました。
未経験から4ヶ月で、月4万円の収入を達成しました!
もちろんパートに出た方が稼げるのですが、子どもが寝てからの時間が収入に繋がるので満足しています。
今回の記事は、こんなことを紹介しています。
この記事を読むことで、Webライターを考えているあなたが必要としている一通りの情報が手に入り、
収入4万円を稼ぐまでの道のりもたてられます。
家計費の足しにするもよし、自分のお小遣いにするのもいいですね。
自分で稼いだお金で自分へのご褒美・子供とのプチ贅沢はいかがでしょうか?
情報を網羅したので、お急ぎの方は目次から必要な所を選んでお読みくださいね。
Webライターとは、インターネット上の記事やコラムを書く仕事です
Webライターって具体的に何をするの?怪しい仕事?
という方も多いと思います。
Webライターはインターネット上の記事やコラムを書くお仕事で、筆者は個人ブログの運営者や企業などから仕事を請け負っています。
依頼された記事に必要な情報をネットや書籍で探し、かみ砕いて説明するお仕事です。
怪しい案件もたまにありますが、ちょっと気を付ければ避けられます!
ここからは、主に請け負う2種類の記事について説明します。
1.ブログ(個人運営のWebサイト)の記事執筆
個人が運営するWebサイトの記事を執筆します。
記事を書くだけでなく、実際にサイトに上げるところまでを求められることも。
個人のクライアントが多く、単価は安めですが仕事は取りやすいです。
安く買い叩かれることもあるので、注意が必要です。
クライアント:記事を外注して複数のサイトを運営している人
2.企業運営サイトのコラム執筆
企業が運営するメディアに読者を集める「コラム記事」を執筆する仕事です。
記事内容の難しさやクライアントの財力によって、単価は異なります。
クラウドソージングや直接営業で案件を獲得できます。
クライアント:メディアを運営する企業
ママが主婦Webライターとして働く5つのメリット
1.子供が熱を出しても謝らないで済む
子供が熱を出した時、パート先で謝り倒す覚悟、代わりを見つける人脈に自信はありますか?
わたしは子供が熱を出した時のことを考えて、Webライターという仕事を選びました。
とは言え、仕事を変わってくれる人はいないので、看病しながら仕事するんですけどね。
しかし、熱を出しても家で仕事ができることは、確実に精神安定につながります。
2.働く時間や曜日を自分で決められる
就業時間が決まっている企業との大きな違いですね。
Webライターの仕事は、納期に間に合えばいつ書いても問題ないです。
例えば、こんな時にも執筆できます。
・幼稚園のお迎えの時間つぶし中の車内
・子供が機嫌よく遊んでいる時に自宅で
・コーヒー飲みながらカフェで
・夜、子供を寝かしつけたあと
究極のテレワークです。
ダラダラとドラマやインスタを見る時間を、お小遣いに変えてみませんか?
3.スキマ時間を利用して仕事を進められる
パソコンでの作業が望ましいですが、スマホを利用して執筆する事も可能です。
子供が遊んでいる時、幼稚園の送迎の待ち時間などのスキマ時間を利用するとかなり効率よく執筆できます。
特に育児をしながら執筆をするママライターは、スキマ時間をどう活用するかが効率化のカギと言えるでしょう。
4.場所を選ばないので転勤や引っ越しも関係ない
Webライターはインターネット環境さえあれば、どこでも仕事ができることが魅力です。
海外在住のクライアントとも普通に仕事ができるため、住む場所の関係なさを実感しています。
そのため、転勤族などでパートを探しづらい人にもおすすめです。
5.頑張れば収入は青天井
自営業なので、頑張っただけ収入になります。
家族の時間との天秤になりますが、ご主人と同じレベルで稼ぐことも可能です。
Webライター収入の計算方法
Webライター収入は、下の方法で計算できます。
ライター収入=記事単価×執筆記事数
当たり前だと思うんだけど・・・
でも、この考えがないために激安搾取案件の沼にハマッってしまう初心者ライターも多いんです!
1記事あたりの報酬が少ないころは、まとまった収入を得るためには、たくさんの記事を書く必要があります。
しかし、高単価の案件を取れるようになれば、丁寧に書いた1記事でしっかりとした収入になります。
ちなみに、1記事あたりの報酬は、「記事単価制」「文字単価制」の2種類に分けられます。
記事単価制:何文字書いても、1記事あたりの報酬額が決まっている
(1記事2000円など)
文字単価制:1文字1円などで計算し、実際に執筆した文字数により報酬が変動する
(1円×2000字=2000円など)
「最初はお金にならなくてもいいや・・・」と思うのは当たり前ですが、
収入を上げるためにどうしたら良いかを考えることは忘れないで欲しいです。
未経験主婦がママWebライターでいくら稼げたか【収入のリアル】
未就園児ありの主婦Webライター例
1ヶ月目
収入:10328円
初心者案件①:1664円(4記事)
初心者案件②:1416円(4記事)
企業コラム:7248円(2記事+テストライティング)
支出:9304円(書籍、マウス、ノートパソコンスタンドなど)
利益:1024円
2か月目
収入:43034円
初心者案件①:3900円(5記事)
スカウト案件:3776円(4記事)
企業コラムA社:34929円(9記事)
テストライティングなど:ちょっと
支出:0円
利益:43034円
3か月目
収入:40170円
企業コラムA社:28243円(9記事)
テストライティング:1716円(条件合わず合格後お断り)
スカウト案件:6008円(2記事+構成のみなど)
企業コラムB社:1545円(2記事)
支出:0円
利益:40170円
4か月目
収入:39960円
企業コラムA社:11704円(3記事)
企業コラムB社:3089円(2記事)
企業コラムC社:8000円(4記事)
企業コラムD社:10648円(3記事)
テストライティング:858円+α
支出:0円
利益:39960円
未経験Webライターの最初4ヶ月の収支
収入:133492円
支出:19864円
4ヶ月の利益:113628円
子供が就園・就学後の主婦Webライターの例
朝9時~15時が基本、締め切りが近くなると早朝or夜も執筆する方が多い印象です。
日中に執筆できるので収入を伸ばせますが、いくら稼げるかは仕事の単価と稼働できる時間によります。
4月以降、娘たちが就園就学したら収支を追加したいと思います。
未経験主婦がママWebライターを始める方法
仕事用のGoogleアカウントを作成する
Googleアカウントは、プライベートと分けて作ることをおすすめします。
Webライターは、クライアントにメールアドレスを渡すこともあるからです。
アドレスを聞かれなくても、納品時にGoogleドキュメント(Wordのようなテキストファイル)を共有すると、メールアドレスは分かってしまいます。
クライアントが悪用する事は無いと思いますが、プライベートと仕事のメールアドレスは分けておくことをおすすめします。
(グーグルアカウントを作る方法は執筆予定です)
給料支払い用の銀行口座を用意する(楽天銀行がおすすめ)
執筆料金は振込なので、銀行口座を必要する必要があります。
企業と直接契約しているならどこでもよいですが、クラウドワークスとランサーズを利用する場合は楽天銀行をおすすめします。
- 楽天銀行・・・振込手数料100円
- 楽天銀行以外・・・振込手数料500円
普通の生活費の口座とは分けておくと、帳簿の管理が楽です。
わたしは開業届を出すタイミングで、楽天銀行の事業用口座を申し込む予定です。
(楽天銀行の口座については執筆予定です)
クラウドソーシングサイトに登録する
仕事を得る方法はいろいろありますが、最初はクラウドソーシングサイトがおすすめです
クラウドワークス、ランサーズが一般的で、次の章で説明します。
登録名を決める
クラウドソーシングサイトに登録する名前を決めましょう。
どんな名前が良いの?と迷うと思いますが、『本名っぽいペンネーム』がおすすめです。
ちょっと固い方が、クライアントからの信頼度アップしやすいからです。
確かに、自分で頼むなら「へっぽこ 花子」さんより、ちゃんとした名前の人にしようかな・・・って思うわ。
クラウドソーシングサイトの登録名は不特定多数に見られるため、初心者が本名を登録するのは避けた方が無難でしょう。
(支払い時や、案件によっては本名を明かすこともあります)
クラウドソーシングのアイコンは実写の写真が最強と言われますが、抵抗がありますよね。
そんな方は、ココナラで似顔絵を描いてもらうのがおすすめです。
(わたしの仕事用アイコンも、ココナラで依頼しました)
Webライターの仕事の探し方
Webライターは、これから紹介する3種類の方法で仕事を頂くことが一般的です。
- クラウドソーシングサイト
- TwitterなどのSNS
- 企業に直接応募する
現在の筆者は、クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」、Twitterの両方でお仕事を頂いています。
順番に解説するので、ぜひ参考にしてください。
クラウドソーシングサイト(最初はここから!)
クラウドワークス
国内シェア・取引額・ワーカー数No.1で、クラウドソーシングといったらこの会社です。
報酬の20%が手数料としてとられますが、クライアントとのやり取りや報酬の支払いも全てクラウドワークス上で完結するため、システムが非常に分かりやすいのがメリットです。
ブログ記事、企業のコラム、校正、Youtubeシナリオ作成などの仕事の種類も豊富です。
筆者も現在はクラウドワークスをメインに活動しています。
\登録はこちらから/
ランサーズ
ランサーズも、クラウドワークスと並ぶ大手のクラウドソーシングサイトです。
ランサーズも応募~報酬支払までを全てサイト上で完結できるシステムを取っています。
仕事の応募方法などの細かい所が違うため、クラウドワークスとランサーズの両方に登録して、やりやすい方をメインにする方が多いです。
案件数はクラウドワークスに劣るものの、仲介手数料が16.5%とクラウドワークスより安いのは大きな魅力と言えるでしょう。
Twitter経由
Twitterで#ライター募集 のタグで検索すると、Webライターの募集を探すことができます。
また、TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)で直接依頼を受ける方もいるそうです。
きちんとした企業が募集している場合と、怪しい募集が入り混じっているのでよく見極める必要があります。
フォロワー数の極端に少ないアカウント、初心者にいきなり好条件で依頼してくる人は要注意です!
企業に直接申し込んで契約
メディアの下の方に「ライター募集」という項目がある場合、メディアのライターに応募できます。
自分が普段読んでいるサイトの記事を、実際に書くこともできちゃいます。
また、Indeed、ママワークスなどで求人を探す方法もあります。
個人と企業が直接やり取りをするので、ある程度経験を積み、契約などの知識を付けてからがおすすめです。
仲介手数料がとられず報酬も高いので、直接契約を希望して活動するライターさんが多いです。
未経験主婦がママWebライターになるのに必要なスキル
未経験主婦がWebライターになるのに必要なスキルは、下の4種類です。
- 義務教育レベルの国語力
- 何が何でも書き上げる根性
- タイピング
- 最低限のビジネスマナー
義務教育レベルの国語力
主語・述語の正しい、読みやすい文章を書くスキルが必要です。
Webライターに求められるのは簡潔な分かりやすい文章で、小説のような美しい文章は求められません。
書き方には一定の決まりがあるので、書籍を読んで勉強するのも良い方法です。
(主婦ライターにおすすめの書籍は執筆予定です)
何が何でも書き上げる根性【重要】
最終的に重要なのは『根性』です。
仕事を調節していたはずなのに、締切が重なることはよくある事です。
そんな時、睡眠時間を削ってでも締め切りに間に合わせる根性が、非常に大切です。
クライアントも、受け取った記事を修正してメディアに上げる段取りがあります。
ライターの方で予定を狂わせると非常に迷惑が掛かり、次の仕事が来ないことも多いです。
必ず締切は守り、納期がギリギリなら受注の地点で相談しましょう。
タイピング
ブラインドタッチは出来た方が絶対に良いです。
案件によってはタイピングのスピードが課せられるものもあります。
しかし、最近は音声入力も発達しているので、タイピングに自信がない人はお試ししてみましょう。
最低限のビジネスマナー
最近言われることですが、ライターにはビジネスマナーも必須です。
- クライアントからの連絡はなるべく早く返す(できれば即レス、無理でも3時間以内)
- ググればわかることは自分で調べてから質問する
- 仕事の進み具合を適宜連絡する
- 納期は必ず守る(無理な時は早めに連絡)
「当たり前のことじゃん!」と思う方もいると思いますが、実際にできないライターも多いそうです。
社会人として最低限のビジネスマナーができていると大きく評価されるので、ぜひ気を付けてみてください。
多くは語りませんが、ライター歴半年の筆者でさえ「えぇぇ…」と思うライターさんを見たことがあります。
ライティング以外のWebライターの業務【実績次第でこんなことも】
記事の骨組みを作る構成案作り
自分では執筆せず、どんな内容を書くか決めて見出しを作る構成作りの仕事です。
クライアント:企業または個人
構成は生地の骨組みなので非常に重要です。
経験者ライターに構成を依頼し、本文の執筆は初心者ライターに依頼する事例もよく見かけます。
筆者も、構成案作りのお仕事を現在もお引き受けしているのですが、非常にやりがいのある仕事です。
読者のニーズを分析する作業は、Webライターの能力を大きく高めてくれるでしょう。
校正・編集
ライティングスキルが高まると、提出された記事の文章の不自然な点を修正したり、本当にその情報が正しいかをチェックするお仕事ができるようになります。
「チェッカー」「校閲」などの名称で募集されていることもあるため、興味がある方は調べてみてください。
Webライターをまとめるディレクター業務
企業が新しくWebサイトを立ち上げる時などは、大量の記事が必要になります。
その場合、1人のライターが全ての記事を書くことはできないため、何人ものライターが1つの会社の記事を請け負うことになります。
そのライター達の取りまとめをするのが「ディレクター」「プロダクトマネージャー(PM)」です。
会社によって名称は異なりますが、複数いるライターの記事を取りまとめる管理職のようなお仕事です。
ディレクター業務に興味がある場合は、ライティングスキルだけでなく、他の方とのコミュニケーションスキルや依頼元の信頼を得られるビジネスマナーが必要となるでしょう。
Webライターになるのに必要な道具
パソコン
スマホでも執筆はできますが、募集要項に「パソコン必須」と書かれている事も多いです。
アンケートなどの「タスク形式」の案件はスマホでもできますが、本格的にライターをするならパソコンは必須でしょう。
筆者は自宅で眠っていた6年前に購入したパソコンを使っています。
(ライターにおすすめのパソコンに関する記事は執筆予定です)
(必須じゃないけど、あると便利なものリストは執筆予定です)
ネット環境
自宅でのWifi環境は必須です。
基本的に「調べ物をしてまとめる」という仕事のため、安定したネット環境がないと仕事にならないからです。
カフェなどの無料Wifiもありますが、セキュリティが心配なので私は使っていません。
(無料Wifiのリスクに関する記事は執筆予定です)
Microsoft Office(主にWord)
納品方法として多いのが以下の4つです。
- GoogleドキュメントのURLを共有
- Wordファイルをメッセージ欄に添付して送信
- メッセージ欄にテキストを直接貼り付けて送信
- WordPressに直接入稿
Wordが無い場合は「他の方法で良いですか?」とクライアントに頼んでも良いですが、
もし同じレベルのライターがいた場合、クライアントが希望する方法で納品可能なライターが採用されるでしょう。
Word納品の割合は少なめですが、気に入った仕事を逃したくないならWordは入れておくことをおすすめします。
未経験主婦がママWebライターで月4万稼ぐ方法【道のりを解説】
ここからは、未経験主婦がママWebライターで月4万を稼ぐまでの道のりを、筆者の経験を交えてご紹介します。
色々な方がいらっしゃるので、一つの例として参考にしてください。
【~月1万円】Webライターとしての下積み
月収1万円を稼ぐのに一番重要なのは『最初の1件をいかにゲットするか』です。
クラウドワークス・ランサーズどちらでもかまいませんが、とにかく応募してみましょう。
返事が来ない、断られることも当たり前。
ポイントとしては、全く分からないジャンルより、自分が詳しいジャンルを狙うことです。
わたしが初めて受注したのは『未経験主婦歓迎!丁寧に指導します!』という案件で、
実際はふるさと納税の紹介記事でした。(1記事1000円)
その後すぐ、元薬剤師であることをアピールし、薬剤師転職サイトのコラム作成の記事を受注。あっという間に1万円は脱出できました。
注意点はあとで詳しく説明しますが、安すぎる案件には注意が必要です。
【月1~3万円】激安案件からの脱出
クラウドソーシングサイトにも少しずつ慣れてきた頃です。
月1万が安定してきたら、作業工程が多くて割に合わない仕事からお別れしていきましょう。
ハッキリ言うと、筆者は「これ・・・楽しくないし割に合わないわぁ」と思うものからお別れしました。
単価は安くても、いろいろ教えてくれるクライアントや、自分の好きな執筆内容の案件は続けるのがよいと思います。
【月3~4万円】単価アップへの道
【月4万円~】SEO・執筆スピード・構成力を高める
未経験主婦ライターが注意したいポイント
初心者歓迎!の低単価案件は内容をよく見て選ぼう
クラウドソージングサイトでは文字単価0.2円未満の激安案件をしばしば見かけます。
「初心者歓迎!」「丁寧なFBでレベルアップ!」「将来は高単価も」「ライティングを学んでお金をもらう」
(筆者の1件目の受注もこちらです)
このような文章を提示しているのが俗に言う「激安案件」です。
激安案件の注意点、選び方は以下の通りです。
・認定クライアントを選ぶと安心
・必ず報酬内容を確認する
・「クライアント情報」を必ずチェックし、プロジェクト完了率80%未満は避けた方が無難
・納品数が少ない案件を選ぶ
・「丁寧なFB」に期待しすぎるのはやめよう
認定クライアントを選ぶと安心
クラウドワークスもランサーズも「認定クライアント」という制度があります。
・仕事完了総額
・キャンセルせず仕事を実際に発注した割合
・ライターからの評価
・返信率
クラウドソージングサイトによって異なりますが、どちらもこんな感じの項目を満たしたら認定されます。
初心者お断りのクライアントもいますが、初心者OKの所もあるので積極的に狙ってみましょう。
必ず報酬内容を確認する
「文字単価1.0円」と表に書いてあっても、実際は「文字単価0.02円」なんてとんでもない案件がゴロゴロしています。
見出しの文字単価は信用せず、業務内容や条件は必ず応募文を確認する癖を付けましょう。
「クライアント情報」を必ずチェックし、プロジェクト完了率80%未満は避けた方が無難
クラウドワークスでは「プロジェクト完了率」といって、記事を発注して無事に完了されたかの割合がクライアント毎に表示されています。
この数値が低いクライアントは
・要求が非常に厳しい
・途中でバックレた事がある
・途中で契約条件がころころ変わる
・なかなか検収されない
などのトラブルを過去にライターと抱えた可能性が高いです。
やむを得ない事情でプロジェクトが完了できなかった可能性もありますが、初心者は完了率80%以下のクライアントは避けた方が無難でしょう。
プロジェクトが完了できないと、ライターである自分の評価も下がってしまうので注意です。
納品数が少ない案件を選ぶ
最初は納品数が少ない案件を選びましょう。
クラウドワークスなどの依頼では「5記事書いて2000円」「20記事書いて2000円」といたように、1記事単位でない発注も多数存在します。
初心者は地雷案件に引っ掛かりやすく、地雷クライアントの20記事納品記事なんて引き受けた日には目も当てられません。
途中で契約を投げ出すと、自分の「プロジェクト完了率」が下がってしまうんです。
(1回でも完了できないと完了率100%には戻れません)
そのため、多くても3記事か5記事程度の納品数の記事を選びましょう。
「丁寧なFB」に期待しすぎるのはやめよう
よく見かける表現が「初心者にも丁寧にFBします」
FBとは「フィードバック」の事で、記事の添削のようなものです。
わたしは3社ほど、「丁寧なFBします!初心者歓迎!!」という案件を受けましたが、どこも満足するような添削ではありませんでした。
(「いい感じなのでOKです」で終わりました・・・)
クライアントは良い成果物を求めるのが普通なので、決してライタースクールではありません。
「スクールのような気持ちでお金ももらえます」という案件も見かけますが、教えてもらう気満々でいると痛い目をみるので、注意しましょう。
クラウドソーシングサイトからの直接契約は違反です
筆者もクライアントから
「クラウドワークスを介さずに直接口座に振り込むことで、手数料分がお得になります」
と言われたことが何度かあります。
これは重大な規約違反で、バレると大変なことになるので注意してください!
受発注者間で本取引に関する報酬を直接授受することを禁止 します。なお、直接の報酬の授受の有無にかかわらず、クライアントは弊社に第2項所定の報酬の払込みを行う義務があるものとします。
クラウドワークス 利用規約 第4節16条
会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。但し、弊社が事前に承諾した場合はこの限りではありません。
クラウドワークス 第8条 システム利用料及び保証料について
このように、クラウドワークスを介さずに金銭のやり取りをすることは禁止されています。
もし違反すると、下記のように100万円を請求される可能性があります。
(「システム利用相当額か100万かの金額の大きい方」なので、一般的には100万円となるでしょう)
実際に請求された方がいるかは不明ですが、リスク回避のためにぜひ知っておいてください。
弊社は、利用者が第8条第11項又は第16条第6項に違反した場合、当該利用者の登録解除等弊社が必要と判断する措置を講ずることができるものとします。また、弊社は、利用者に対し、違約金として、当該取引の報酬額に対するシステム 利用料相当額か金100万円のいずれか大きい方の金額(当該取引の報酬額に対するシステム利用料相当額の算定が不可能な場合は、金100万円)の支払いを求めること及び一切の法的措置(金銭賠償請求を含むがこれに限りません。)を講ずることができるものとします。
クラウドワークス利用規約 第26条 規約違反への対処及び違約金等
なお、筆者はこのような誘いを受けた場合、「恐れ入りますが、金銭のやり取りはクラウドワークスを通してお願いいしております」と返信しています。
契約は流れることがほとんどですが、規約違反が怖いので今後もお断りする予定です。
(どこでばれるか分かりませんしね・・・)
こっそり受けているライターさんも多いようですが、違反であるということは頭に入れておいた方がよいでしょう。
目いっぱい受けるとトラブル時に詰むので注意(子供関連トラブルに注意)
納期に余裕を持たせたつもりが、なぜか案件が重なるのがWebライターあるあるです。
そして、親に余裕がなくなるとなぜか子供も調子を崩します・・・。
目いっぱい仕事を受けてしまうと、子供や自分の体調不良時に苦労するので注意しましょう。
筆者は子供が寝てから執筆するため、納期に間に合わなかったことはありません。
しかし、自分に風邪を移されたときは熱をおして執筆したこともあります。
修正依頼もあるので、小さい子供がいるママライターは8割くらいのキャパで受けるのがおすすめです。
スカウトが来ると喜びたくなるけど、内容をよく見て返信しよう
たまに来る「スカウトメール」。
自分を認めてくれてるんだ!?と喜んで受けたくなると思います。
筆者も実際受けたことがあります。
しかし、それが激安案件でも更に条件の悪いものだったんです・・・。
納期はキツイ、Wordpress入稿あり、報酬も激安オブ激安。
スカウトが来ると問答無用で受けたくなりますが、必ず上で説明した「初心者案件の選び方」に照らして確認しましょう。
スカウトされて巡り合い、今もお付き合いさせていただいているクライアントもいます。
スカウトメールが来たら内容をよく確認し、気になる点を質問して納得すると良いですね。
ママWebライターのよくあるQ&A
ここからは、主婦Webライターを始めとした初心者ライターの方によくあるQ&Aをご紹介します。
主婦ライターに高額なコンサルティング・ライター講座は必要?
A・最初は本で学び、少し周りが見えてきた地点で講座を受けるのがオススメです
良いコンサルや講座を選べれば良いのですが、初心者をカモにした悪質な高額コンサルや講座も存在します。
そのため、最初は
・沈黙のWebライティング
[itemlink post_id=”2045″]
・新しい文章力の教室
[itemlink post_id=”2047″]
・頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになる方法
あたりを読んで、案件にトライしながら学ぶことをおすすめします。
主婦ライターとして活躍したいのに、最初の仕事が取れません
A,最初は数を打つことも大切。 搾取案件に注意しながら、いろいろ応募してみましょう
実績ゼロだと、なかなか採用されないこともあります。
「初心者OK!」となっている案件の中で無理の無いクライアントを選んで
色々応募してみましょう。
お仕事で経験のある分野や、自分の興味のある分野だと採用されやすいのでチェックしてみましょう。
(わたしは元薬剤師なので、初期に薬剤師転職会社のコラム執筆の仕事をゲットできてラッキーでした)
WordPressって何ですか?
A.ブログや記事をアップするためのサイトです
仕事の募集で「WordPress入稿あり」とあった場合は、実際にサイトの形にするところまで仕上げての納品です。
WordPressブログを自分で持っていない人は、やり方を教えてくれるクライアントの案件を1回受けておくと後々役立ちます。
(このブログももちろんWordpressで作っています)
ライターのポートフォリオって何ですか?
A.自分の実績を示すもので、『記名記事(「この記事を書いた人」に自分の名前が出てる記事)や自分で作ったサンプル記事などです
仕事の募集欄で「ポートフォリオを添えて・・・」とある場合、実績使用できる記事があればその記事、なければ自分で作ったサンプル記事を添えましょう。
納品後の著作権はクライアントに移行するので、納品した記事を勝手に実績にすることはNGです。
私もまだ記名記事がないので、このブログの記事をポートフォリオとして提出しています。
主婦ライターにおすすめの勉強法はありますか?
A.本を読む、Youtubeの動画で勉強するのが最初はおすすめです
Webライターが孤独で辛いです
A.TwitterにはWebライターがたくさんいるので、Twitterをのぞいてみるのも一つです。
ただし、他の人の実績と比べてへこむ可能性があるので注意が必要です。
クライアントと連絡が付きません
A.クラウドソーシングの場合はクラウドソーシングサイトに相談しましょう。
クライアントの担当者交代や体調不良で1週間くらい放置されたり、
普通に検収が激遅いクライアントもいます。
地雷クライアントを避けるために契約前のクライアント評価チェックは必須ですが、もし連絡が付かない場合はクラウドソージングサイトに相談しましょう。
直接契約の場合は諦めて連絡を待つか、こちらからもちょいちょい連絡しましょう。
クラウドワークスのWebライター検定って必要?
A.実績ゼロの場合は取っておくと有利かもしれません
基礎的な内容で、公的な資格では無いため他の所では役に立たない資格です。
しっかりと動画を見て学習し、ポイントを押さえれば2回くらい受ければ合格できることが多いです。
わたしはクラウドワークスですぐに仕事を取れたのも、ライター検定が効いた可能性はあります。
妻がWebライターを始める場合、旦那の会社への申請は必要?
A.ご主人の会社によります。
開業届を出した地点で、収入に関係なく扶養から外れる健康保険組合もあるようです。
筆者は開業届を出した扶養内ライターですが、主人の会社は年収130万円を超えなければ妻が自営業をしていても問題ありませんでした。
扶養から外れるかは非常に大きな判断になるため、ライターを始める前にご主人の会社の制度を確認しておくことをおすすめします。
まとめ
小さい子供がいる主婦にとって、家で仕事ができるのは非常に大きなメリットです。
家が職場になることで、プライベートと仕事のライン引きが難しくなり、頑張りすぎてしまう方も多いので注意が必要ですが
パソコン1台で始められるお仕事として、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
サイト内のリンクからクラウドソーシングに登録できるので、ぜひ一緒に主婦ライター頑張りましょう!
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