我が家は長女を年中から、ヤマハ音楽教室の幼児科に通わせています。
現在カリキュラムの3/4を消化したところですが、子供は大満足・親はおおむね満足と言ったところです。
子供は「楽しいし、弾けるようになったし、先生は優しいから大好き!」
親は「まぁ高いけど…。プロにしたいわけではないので、広い基礎があるのは良いよね」
こんな感じです。
実際に通っている状況をレポートしています。
幼稚園児のお子さんにヤマハ音楽教室、ピアノ教室で迷っている方の疑問を解消できる助けに慣れれば嬉しいです。
ヤマハ音楽教室の幼児科で出来るようになること【口コミ】
まだ在籍中ですが、幼児科で出来るようになる事、なった事をご紹介します。
両手で演奏できるようになる
半年で、両手の曲が始まります。2冊目のテキスト「ぷらいまりー2」に入ったところ。
「ぷらいまりー1」の最後の2曲は、両手で弾くこともできます。
しかし、カリキュラム上は「右手と左手の子供を分けて、合奏で弾く」となっています。
「カリキュラム上は」というのがミソで、担当講師や子どものレベルによっては両手演奏にチャレンジする事もあります。
(講師に関してはあとで詳しく説明します)
息子が幼児科一年後期に進級。
— まいちす@寝不足 (@ma_ika) October 29, 2022
両手で簡単な曲が引けて楽譜が読めるようになりました。感動。
参考に、幼児科2年目、1月の演奏動画です。
音楽の雰囲気を感じ取って弾いてる気がする
(和音のさぐり弾き)
現在カリキュラムの3/4を消化した所ですが、左手の伴奏の和音がおかしいと「?」という顔をして、ブツブツ言いながら正解にたどり着くようになりました!
ハーモニー感は確実に育っていると言えます。
楽譜の読み間違いもありますが、耳の力だなぁと思うと胸アツです。
音楽を理屈抜きで感覚的に捉える力って、年中〜小2くらいの期間がとっても大事だなぁとヤマハのカリキュラムで感じること。特に幼児科の2年間は本当にバカにできない。超・大・切‼️
— おむすび🎹ピアノの先生 (@poi_omusubi24) September 30, 2022
特にうたうこと。でもただ歌うだけじゃいかん。デパコス並みの高級エッセンスをぶち込むの😎
音程の意識が付く
音程を意識して歌えるようになります。
入会当時は音程がなかったのに、2年目頃から音程がつくように!
幼稚園では元気に歌えればOKですが、ヤマハでは音程や強弱も指導があります。
(できなくてもOK)
元気すぎて怒鳴って歌うこともありましたが、先生の指導のお陰で徐々に良くなっています。
「高い声は背筋ピンして頭の上から出すんだよ~」という指導のおかげで、
高いドも徐々に取れるようになってきました。(年長秋の現在)
「努力すればできるようになる」という自信につながる
進みはゆっくりですが、新しい曲は必ず壁にぶつかります。
弾けない~と泣き出した時も、
「前の曲も出来るようになったよね?練習すれば必ず弾けるよ」と声をかけています。
「まずは~、右手をやって。次は左手やって。右を歌いながら左を弾いて・・・」と、
きちんと練習を組み立てられることも増えてきました。
「努力すれば、必ず出来るようになる」という自信につながっていると思います。
ヤマハ幼児科…「出来ないよぉ😭」と最初は指動かなかったのに、やってるうちに弾けるようになる。
— えっこっこ@幼児教室 (@Hanana_edu) September 19, 2022
成功体験を積む事で、ピアノ以外の躊躇するシーンで「ピアノも弾けなかったのが今弾けるじゃない?やってみたら☺️」「うん👧🏻」と促す事が出来てる。
ピアノ云々よりも自信が育ってるのが良いなぁ😊
幼稚園で習った歌をピアノで弾くようになる←NEW!
2年目終了近くの1月ですが、
ピアノの鍵盤で音探しをして、幼稚園で習った歌を弾こうとしています。
1音ずつ探しているので時間はかかりますが、間違いなくヤマハの効果だとは思います。
(日常動画なので、譜面台は母子3人の楽譜が取っ散らかってます。すみません・・・)
グループレッスンのメリット・デメリット【口コミ】
ヤマハの幼児科は「グループレッスン」がポイント。
正直、合う合わないが大きいです。
長女にはとても良かったですが、個人差があるので参考になれば幸いです。、
グループレッスンの3つのメリット
1.お友達ができるため、モチベーションが上がる
すぐにお友達になれる年齢なので、あっという間に顔を覚えました。
先生が「この記号、何だったっけ~?」と質問すると「わたし知ってる!」と声上がる雰囲気も、娘は大好きです。
レッスンが始まる前に早く来た子同士でお喋りしています。
他の市に住んでいる子もいて、娘の世界が広がった感じがします。
2.他のお友達から刺激を受けて、練習に励む
皆で合わせて弾いたり、ひとりずつ順番に弾くこともあります。
練習が足りないと自分でもわかるので、真面目に練習しています。
(娘のクラスでは、弾けていない事を先生が指摘することはありません。
でも、負けず嫌いさんが多く、悔し涙を流す子はいます)
3.合奏・アンサンブルの楽しさを体験出来る
右手担当、左手担当に分けて合奏をする事があります。
幼児科では本格的なアンサンブル楽譜はありませんが、娘は喜びます。
自宅でもピアノとピアニカ、オモチャのピアノなどを使って、親子でアンサンブルを楽しんでいます。
4.ある程度ごまかしがきく
音あてが出来なくても、誰か1人くらいは当たります。
そのため、出来る子に引っ張ってもらうことも可能です。
グループレッスンの4つのデメリット
1.振替ができない
クラスごとに進み具合が違うため、振替が出来ません。
お休みすると、先生がレッスン内容と宿題を書いた手紙を送ってくれて、その内容をもとに一週間練習します。
学校の授業をお休みした時と同じ感覚です。
2.レベルが合わずに「ついていけない」「物足りない」が起こると後悔する
カリキュラムが決まっているため、個人の出来栄えで進度が変わることはありません。
出来ていなくてもレッスンは進んでいくし、簡単すぎても配慮はありません。
クラス皆が弾けていれば、やや早く進んだり、テキストの深掘りをすることはあります。
必要な練習量は、宿題の曲を1〜2回ずつ毎日練習するくらいで大丈夫です。(練習回数は個人差あり)
しかし、この「毎日練習する」というのがなかなか大変な所だとは思います。
2冊目のテキスト(ぷらいまりー2)で、両手演奏になる所が1つの壁。
3冊目に入るとリズムがやや複雑になり(最初のレパートリー良くはロンドン橋です)、指が回らなくて涙を流す子を見かけました。
「難しすぎてついていけない」、「簡単すぎる」という口コミは、進度がその子に合っていないために起きる現象です。
レッスンは1週ごとに
「歌う」
↓
「曲の半分程度の右手」
↓
「右手全部を弾く」
とゆっくり進みます。
ゆっくりペースですが、取り残されると苦労します。
宿題で出されたレベルは、家でクリアしてくることが前提の難易度です。
3.自信を無くす可能性がある
自分だけが出来ないと、自信を無くして嫌になる可能性があります。
これはメリットの逆バージョンとも言えますね。
体験レッスンはありますが、実際のレッスンの見学は受け付けていない教室がほとんどです。
お子さんの性格と合わせて、よく考えるとよいでしょう。
4.クラスの雰囲気に引きずられる可能性がある
半年〜1年たつと、何となくそのクラスの雰囲気が出てきます。
やる気のある子が集まれば良いのですが、こんなタイプが集まったら苦労します。
子供は雰囲気に引きずられやすいので、メンバーガチャに失敗すると地獄です。
募集地点ではどんな子が集まるか分からないため、正直言って運です。
どうしても合わなければ、クラス変更を受付の方に聞いてみましょう。
年少さんの「おんがくなかよしコース」からの持ち上がりクラスは、比較的メンバーが固定されるので運の要素が減るかもしれません。
親同伴レッスンのメリット・デメリット【口コミ】
個人ピアノ教室はそれぞれですが、ヤマハの幼児科は親同伴です。
親が一緒な事で、子供が安心してレッスンを受けることができ、宿題の管理もできるという理由からのようです。
これもメリットデメリットあるので、私が感じている事を中心にお伝えします。
親同伴レッスンの4つのメリット
親同伴であるメリットは「親がレッスン内容を把握できる」「子どもが張り切る」「親の学びにもなる」「クラス崩壊しづらい」ことが挙げられます。
1.レッスンの内容を親もしっかり把握できる
一番のメリットは「レッスンの内容を親もしっかり把握できる」ことです。
今週はどの曲をどの程度まで練習するのか、宿題のワークは何ページなのか、子供はレッスンを楽しめているか、ついていけているか・・・
親が付いていれば練習内容も把握できるし、レッスン中に子供が困っていてもすぐに助けられるのはメリットです。
「ぷらいまりーのーと」という親向けのメモノートがあり、レッスンの最後に先生が今週のレッスン内容を復習して親がメモ取りするという時間があります。
2.子どもが張り切り、モチベーションが高まる
保育参観で子供が張り切るように、親が隣にいると子供は張り切ります。
時々パパさんが来るお友達がいて、「パパ、見てて!」と、張り切っているのを見ると
ほほえましく思います。
3.親の学びにもなる
親の音楽的知識が深まり、学びになります。
幼児科では「ハ長調」「ト長調」「ヘ長調」「イ短調」「二短調」について学びます。
調に合った和音、ハーモニーの進み方など、楽典の基礎を子供に分かりやすく教えてくれます。
何となく感じていたものが、知識として裏付けされるので、親も楽しいです。笑
(私もピアノを弾きたくなり、途中でアップライトピアノを買いました。親の個人レッスンも検討中)
4.親が横についているので、クラス崩壊しづらい
子供の横にピッタリ親が付くので、子供が悪ふざけをしても、親がある程度止めてくれます。
レッスンに参加しない子供&「あらあら・・・・」的なノリの親だったら仕方ありませんが、
良識ある親なら、レッスンに参加するように諭してくれます。
よって、子どもだけのグループレッスンよりクラス崩壊するリスクが低くなります。
親同伴レッスンの3つのデメリット
一方で、デメリットは「親の時間も拘束される」「片方の親に負担が偏りがち」「下の子をどうするか問題」があります。
1.親の時間も拘束される
1時間のレッスン+往復時間、親の時間も拘束されます。
平日夕方のレッスンなので、「レッスンの間に帰宅して家事をできれば・・・」と思います。
それは叶わないので、レッスンの日はとても忙しいです。
2.片方の親に負担が偏りがち
往復の送り迎えだけなら頼めるのに、レッスンの同伴を嫌がり、我が家のパパはヤマハにはノータッチです。
毎週付き添っているほうがレッスン内容も分かるので、付き添う親がどちらかに集中しがちです。
結果的に、付き添う親に負担が偏るという現象が起こりがちです。
3.下の子をどうするか問題が出る
親が付き添うため、レッスンに下の子も自動的に付いてくることになります。
下の子は預けてきた方が、レッスンには集中できます。
我が家は下の子が3学年下にいるのですが、毎回レッスンに連れて行っています。
親用の丸椅子をもう一つお借りして、youtubeを音無しで見たり、ぬりえなどをしています。
1〜2歳の頃が一番大変で、教室内の楽器を触ったり、教室のグランドピアノを弾こうとしたりと目が離せません。
お友達のお家がそうで、下の子を抑えながらレッスンにも参加して・・・と、とても大変そうでした。
ちなみに、土日クラスは下の子を預けてくるご家庭が多いです。
平日夕方は下の子連れも多いです。下の子が泣いてしまったら、親が抱っこしてレッスン室の外に出て、その間は先生がフォローしてくれます。
楽譜を出すとか、エレクトーンの蓋を開ける程度なので特に問題は無いです。
ただ、レッスンを受ける本人が「ママが出て行っちゃった・・・」と淋しくなるタイプだと、ちょっと大変かなと思います。
下の子用に、シールブックなどを買って持っていくことも多いです。
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ヤマハ音楽教室を選んだ理由
いくつかありますが、大きく分けると4つあります。
音楽の基礎を広く学んでほしかった
1番大きかったのは、「音楽の基礎を広く学んでほしかった」ことです。
まだ4歳、今後どんな楽器に興味を持つか分かりません。
リトミック→ピアノの流れを希望していましたが、妊娠でリトミックに通うことが出来ませんでした。
最初からピアノ教室も考えましたが、広く音楽について学んでほしいと、ヤマハ音楽教室の幼児科を選択しました。
娘に合う先生を探すのが難しいと思った
まだ幼いので「親が良いと思う先生」と「子どもが習いたい先生」が同じか分からないと思いました。
ピアノ教室に入ると、基本的にその先生に師事して通うことになります。
教室を変えることもできますが、自己都合で教室を変えると教え方の違いで混乱することも。
ヤマハなら、ある程度の質は保証されていると思い、ヤマハを選びました。
自分がヤマハ音楽教室の幼児科出身
正直これもあります。
筆者自身が幼児科の卒業生で、弟も、弟の奥さんもヤマハ出身です。
(筆者の主人は音楽系は全然です)
子どもの頃の楽しかった記憶がうっすらあり、自分に子ども(特に女の子)が生まれたら何となく幼児科に通わせる事を考えていました。
意外にある話のようです。
コロナ禍で幼稚園の音楽教育が制限されていた
長女ももが幼稚園の年中になった頃は、コロナ禍2年目。医療従事者の1回目ワクチン接種が始まったころでした。
通っている幼稚園では歌も歌わず、年少の音楽発表会も中止。音楽に触れる機会がほとんど無くなってしまったため、せめて習い事で補いたいと考えました。
結果的に、幼稚園の年中さんもほぼ歌は無し、音楽発表会なし。例年なら年中から始めるピアニカも、年長秋の現在、まだ何もやっていない状態です。
通っている幼稚園がここまでコロナ禍で音楽活動を制限するのは想定外でしたが、
ヤマハのおかげで、幼稚園時代に学んでほしい音楽要素は補えていると思います。
ヤマハ幼児科でエレクトーンを買う必要はなし
良い楽器の方がもちろん良いですが、幼児科だけなら61~88鍵のキーボードorピアノ(電子ピアノでOK)でも十分です。
オモチャのピアノ(ピアノ絵本やキャラクターのマイク付きピアノなど)も、半年くらいまではいけます。
最初の頃に所持している楽器を聞かれ、「電子ピアノ」と返答しましたが、エレクトーン購入を勧められたりはしませんでした。
もし、エレクトーンが欲しい場合はレンタルする事も可能です。
最低限必要なスペックは左側の61鍵盤程度のもの、我が家は右のCasioの電子ピアノを使っていました。
キーボードや電子ピアノは音を変える機能が付いているので、子供が飽きづらいメリットもあります。
2年目の夏に中古のアップライトを購入したので、現在はアップライトで練習しています。
最初から張り切る必要はないので、今後お子さんが進みたい進路に合わせた楽器を用意するのがおすすめです。
楽器の購入については、こちらに詳しく説明したのでよかったら参考にしてください
ヤマハといえば・・・歌!実際のところ
ヤマハは子供が歌う姿がCMで流れることもあり、歌のイメージが強いと思います。
CMほど上手くは歌えなくても全く問題ありません。
歌は歌詞がある「歌詞唱」とドレミで歌う「ドレミ唱」の2種類を行います。
歌詞の歌は童謡よりも音程が難しい
歌詞がある、普通の歌です。ララルー、小さな世界などを歌う時代もありましたが、
現在はヤマハオリジナルの曲です。
童謡よりは難しいですが、こども受けするキャッチーな歌が多く、楽しんで歌えますよ。
ドレミで歌う歌は徐々にレベルアップ
「ドレミファソ~ラファ ミレド♪」を代表とする、ドレミの歌です。
最初は「メリーさんの羊」などの馴染みのある物から入り、だんだんレベルアップします。
先生がピアノで弾き、ドレミを教えてくれてから歌うので、普通にできるようになりますよ。
徐々に歌えるようになります。本当に。
徐々に歌えるようになります。大丈夫です。
長女は歌は好きですが、音程は壊滅的なレベルで入会しました。
最初の歌もどなるように歌ってしまい、ちゃんと歌えている子に申し訳なく思うほど。
しかし、1年過ぎたころから徐々に高い声も出るようになり、音程が出てきました。
「ドレミで歌いながら弾く」という練習法を実践した効果もあるかもしれませんが、歌えるようになるので大丈夫です。
絶対音感はついている?
和音当てなどをやることもあり、絶対音感に期待する方もいるかと思います。
個人差あり。期待しすぎは禁物。
個人差があるため、全員に絶対音感が付くとは言えません。
「耳の力が育つ時期」と言いますが、特に幼児期の絶対音感は丸暗記感も強いです。
そのため、ヤマハでは和音を覚えていても、すぐに忘れる可能性もあります。
絶対音感を付けるための教育ではないのが注意点です。
また、幼児科で使用する音域はそんなに広くない為、知らない音も多いです。
絶対音感が付く子もいますが、全員に絶対音感が付くわけではないと考えるべきでしょう。
でも、現在の地点では長女は知っている音はちゃんと聞き取れているようです。
ヤマハの幼児科で先生が弾いた和音を言い当てるっていうのをたまにやるんだけど…娘の音感が私をこえたようで、嬉しいやら情けないやら。
— ベル (@belkisbelkis) November 26, 2022
単純に絶対音感を身に着けたいのなら、個人的には江口メソードが早いと思います。
ゆっくりでも、確実に音感は育つ
上でも書いたように、2年目終了近くになったら
「知っているピアノの音を探して弾く」 を始めました。
絶対音感まではいきませんが、相対音感から少しずつ身についているようです。
ヤマハ音楽教室の講師はどう?
ヤマハ音楽教室の講師の応募要項によると、
「ピアノまたはエレクトーン演奏グレード 5 級 および 指導グレード 5 級以上相当の
音楽力を有する事」とあります。
また、採用されて1年目から担当可能なクラスは「おんがくなかよし」「幼児科」「ジュニアアンサンブルコース(1~6年)」「ジュニア総合コース(1~3年)」「ジュニアピアノ・ジュニアエレクトーンコース(1~3年)」「小学生入会コース」となっています。
グレード4級を持っていると、4~6年生を初年度から担当する事もあるようです。
よって、採用1年目の講師に当たる可能性もある、と言えるでしょう。
指導力・講師が求める練習レベルも色々
教室都合で講師が途中で変更になり、我が家は2人の幼児科講師を経験しました。
1人目:J専講師
時間と曜日で選んだのクラスですが、小学生の専門コース(通称J専)を教えている講師でした。(後から知った)
J専講師の指導力は高く、求めるレベルも高かったです。
具体的には
・CD音源の移調部もレッスンで弾かせる
・和音当てだけでなく、単音の音あても行う
・マグネットは毎回使用し、楽譜を読む練習をする
・歌詞の歌も強弱記号などを説明し、楽典の基礎も入れる
という内容でした。
ある程度大変でしたが、そういうものかと思って練習しており、毎日宿題の曲を5回ずつ弾く程度でクリアできました。
2人目:普通の講師
教室の都合で2年目に入る直前、講師が変更になりました。
・歌は楽しく歌う
・CDの移調部はノータッチ
・マグネットは1カ月に1回程度
毎回「このクラスは凄い。見たことないレベル」というのはリップサービスかと思っていましたが、どうやら本当だった様子。
ベテランの先生なので、こちらが普通なのでしょう。
でも、楽しく通えているし、オプションレッスンは丁寧に見てくれるので、先生としてはとても良いです。
運の要素が大きいけれど、クラス変更も可能
どうしても先生のキャラやクラスが合わなかった場合は、クラス変更も可能です。
受付の方に相談しましょう。
講師から話がいくのか、レッスン見ていないのに生徒の事を良く知っています。
(個人オプションを付けようと相談したら、「よく弾けると聞いてますが・・・」と言われて驚いた経験があります)
ヤマハに入れて良かったこと
色々語りましたが、ヤマハに入れて良かったと個人的には思っています。
何より、楽しく通えている事
ホント、これです。
「歌、楽しい!」「弾けるの、楽しい!」「幼稚園以外のお友達がいるのが楽しい!」
と、楽しく通えています。
子どもたちに習い事の中で一番やって良かったな〜と思うものは?と聞いたら2人とも『ヤマハ音楽教室🎵』と答えたよ😊幼児科から始めて12歳まで続けたよ🎵おかげで親に似ず音感ばっちり👍幼児科で息子と娘それぞれと一緒にレッスンを受けた私は15年たった今でも当時の曲を歌えますよ〜😆✨ #習い事
— ケロ@12月1日23:59まで半期に一度の無料🎁企画をご紹介~在宅でおこづかい稼ごう♪ (@kero_502) October 13, 2022
物足りなければオプションレッスンもあり
2年目の秋、ぷらいまりー3が終わる頃に物足りなさが爆発し、オプションレッスンを付けました。
娘の教室は、オプションレッスンはレッスンについていけない子や途中入会の子のために位置づけられているようで、受付の人には不思議な顔をされましたが、大丈夫です。
内容は先生と相談して決めることができます。
教室によってはJ専希望の子は積極的にオプションレッスンを受けるところもあるようです。
予算の関係で月1回ですが、ピアノの基礎を見ていただいています。
ヤマハに入れて後悔している事
もちろん、ヤマハに対しての不満もあります。
年少さんからは入れない
年中さんまで待たないと入れません。
年少さんは「おんがくなかよしコース」というリトミッククラスになります。
長女のヤマハをずっと隣で聞いていた次女は、年中まで待つのが勿体ないため、個人ピアノを検討しています。
単純な演奏力ならピアノ教室一択
総合力を身に着けるのがヤマハのウリなので、ピアノだけなら個人のピアノ教室の方が絶対に良いです。
ある程度弾ける子は、幼児科は持て余します。
(1年目が終わる頃が一番ひどかったです。)
ソルフェージュの基礎と思い幼児科は完走予定ですが、ピアノ教室に入れていたらもっと今頃弾けていると思います。
月謝や教材費が高い
個人教室よりも経費がかかるためか、月謝が高いです。
施設費が馬鹿にならず、月額7150円と書かれていますが8000円くらい毎月かかります。
施設費は教室によって異なり、ショッピングセンターの中や都心部、新しい教室は高い傾向があります。
下の子の耳も育てていると思って通っていますが、下の子も幼児科に入れるかは悩みます。
楽譜を読む力が弱い
基本的に耳で聴いて覚えて弾かせるため、「楽譜を読んで弾く」という発想がもともとありません。
楽譜を読んでどんどん弾かせたいなら、親が色々アプローチする必要があります
まとめ
ヤマハ音楽教室は音楽の基礎を広く学べます。
合う合わないが大きいので、ぜひ体験レッスンを受講することをおすすめします。
講師によってクラスの雰囲気はそれぞれですが、グループのメンバーは正直言うと運です。
もしヤマハが合わなくとも、個人レッスンや他の教室が合うこともあります。
お子さんの音楽ライフが楽しいものになるため、より良い道が見つかることを心より祈っています。
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