ヤマハの幼児科に入るんだけど、楽器は何を用意したらいいのかしら
練習用にエレクトーンを買った方がいい?
音楽を始めるなら、まず気になるのは「楽器の購入」ですね。
ヤマハ音楽教室の幼児科はエレクトーンでレッスンを行いますが、ご自宅での練習用に何を用意するか迷っていらっしゃる事かと思います。
長女が現在幼児科2年目に在籍中、自分も30年前の幼児科卒業生の筆者が
ヤマハ幼児科入会時に用意するべき楽器についてご紹介します。
お子さんの楽しい音楽ライフの助けになれば嬉しいです。
『とりあえず』で楽器を用意するならキーボードがおすすめ
「先のことは分からないけれど、とりあえず楽器を用意しなきゃ!」
という方には、「61鍵盤以上のキーボード」の購入がおすすめです。
\定番キーボードはこちら!近所のコジマでも激推されてたカシオトーン♪/
[itemlink post_id=”1943″]
\ヤマハのキーボードならレビュー4.6のこちらがおすすめ/
[itemlink post_id=”1946″]
\ノーブランドならかなり安く購入できます/
[itemlink post_id=”1951″]
キーボードがおすすめの理由4選
もちろん、ピアノやエレクトーンなどの大型楽器を用意できるなら、その方が良いです。
しかし、最初から高額な楽器を買うのは、ためらうのではないでしょうか。
ここからはキーボードがおすすめな理由をご紹介します。
1.安いので辞めた時のリスクが低い
最初の理由は「価格が安いので、辞めた時のリスクが低い」ことです。
高価な楽器を購入したのにすぐに辞めたいと言ったり、練習しなかったらイラッとしますよね。
「高い楽器を買ったんだから、ちゃんとやりなさい!」 と、私なら思ってしまいます。
特に、男の子はスポーツ系の習い事に興味が移る子も多いです。
また、音楽は好きでも、グループレッスンが合わなくて辞める子もいます。
娘のクラスは4人でスタートしましたが、半年で1人抜け、1年後に1人抜け・・・現在2人です。
途中で辞めた時にもったいないと思うなら、オモチャとして使えるものを選んだ方が傷も浅いです。
キーボードは場所も取らず、ピアニカ練習やママのお遊び用など、用途も広いです
2.音を変えられるので子供が飽きにくい
2つ目の理由は、「音を変えられるので子供が飽きにくい」ことです。
キーボードには、色々な楽器の音が収録されており、好きな音色で演奏できます。
幼児科のレッスンでは、曲に合わせて音を変えて練習します。
おうちの楽器にレッスンで使った音があると、子供のテンションがかなりアップします。
裏ワザとして、「今度はこっちの音に変えてもう一回弾いてみようか」と、練習の回数を増やすことにも使えちゃいます。
また、キーボードにはアニメや童謡のデモ演奏が付いているので、オモチャとして遊ぶことも可能です。
赤ちゃんの頃から使っているピアノ絵本が物足りなくなってくる年齢なので、その代わりとしてもピッタリです。
3.エレクトーンと弾き心地が近い
3つ目の理由は「エレクトーンと弾き心地が近い」ことです。
幼児科のエレクトーンでは強弱表現ができないため、キーボードで強弱が付けられないことはあまり気にならないでしょう。
楽譜では強弱記号がありますが、エレクトーンでは表現できないんです・・・。
(曲が仕上がると発表するクラスは、子どもがピアノで演奏する機会があります)
また、キーボードはピアノより鍵盤が軽いので、手の小さい子は指がラクというメリットもあります。
4.幼児科の音域なら61鍵盤あれば足りる
4つ目の理由は「幼児科なら61鍵盤あれば足りる」ことです。
幼児科の教本で使うのは、ヘ音記号の低いラから、ト音記号のドの2オクターブ上のドです。
そもそも、レッスンで基本的に使うエレクトーンの下段の鍵盤は49鍵しかありません。
(娘のクラスでは、上の段はほとんど使いません)
そのため、鍵盤が足りなくて困る心配はないでしょう。
ピアノやエレクトーンは子供の希望が決まってからの購入がおすすめ
ピアノやエレクトーンなどの大型楽器は、子供の希望が決まってからの購入がおすすめです。
手ごろに購入できる電子ピアノの注意点も、この章でお伝えしていきますね。
幼児科レッスンで使うエレクトーンは小学生では使えない
幼児科に入るときにエレクトーンを購入するなら、ベーシックモデルのエレクトーンSTAGEA ELB-02を考えると思います。
しかし、このELB-02はもし小学校に入ってもエレクトーンを続ける場合、ほぼ買いなおしになるんです。
幼児科が終わると小学生コースのジュニア科に進級しますが、進級時に「エレクトーン専攻」「ピアノ専攻」を選択します。
ピアノ専攻の子のグループレッスンの練習用ならELB-02もアリですが、エレクトーン専攻の子では音の数や機能がいずれ物足りなくなります。
エレクトーン専攻では、先生が使う大きなエレクトーンELS-02Cが必要になり、そのお値段は80万。
(もう1ランク上があります)
あとから「知らなかった・・・」となると悲しすぎるので、幼児科でエレクトーンを購入したい方は注意しましょう。
自宅でエレクトーンを使いたい方には、月々5280円~のレンタルもあります。
とりあえずレンタルし、子供の希望が決まってから良い楽器を買うのも良いかもしれませんね。
アップライトピアノか木製鍵盤の電子ピアノが長く使える
ピアノを習うつもりで幼児科に入れた方は、ピアノの購入を検討されるかと思います。
予算にもよりますが、長く使うならアップライトピアノか木製鍵盤の電子ピアノをおすすめします。
アップライトピアノの特徴
アップライトピアノは、箱型のよくある「家庭用ピアノ」です。
昔から、お家にあるピアノのイメージで浮かぶ四角いピアノです。
メリット
・音の響きが抜群に良い
デメリット
・騒音問題に注意が必要
・1年に1回程度音の狂いを直す「調律(1回1万2千円程度)」が必要
今は中古のアップライトピアノがたくさん出回っており、古い楽器の方が良い素材が使われていると言われています。
新品のピアノと同じ価格でランクの良い中古ピアノが買えるので、ぜひ中古もチェックしてみてください。
(我が家はもともとあった電子ピアノで練習していましたが、ピアノに進むと決めたため中古のアップライトピアノを購入しました)
↓スイッチ一つで電子ピアノに切り替えられるアップライトピアノも便利です↓
|
電子ピアノ
電子ピアノは、ピアノとキーボードの中間の楽器です。
値段もピンキリで、安いものからアップライトピアノが買える価格のものまで存在します。
・黒、白、クリーム色など、インテリアに合わせた色を選べる
・アップライトピアノよりコンパクト
・ヘッドホンや音量の調節ができるので練習時間を選ばない
・電子機器なので調律が必要ない
・「音の響きを作る」という点ではアップライトピアノに及ばない
・ピアノをしっかりと学ぶには力不足
・電子機器なので、10年ほどで買い替えが必要
電子ピアノは、値段によってプラスチック鍵盤→木製鍵盤→グランドピアノのシステムの鍵盤とランクアップしていきます。
ピアノとして使うなら、木製鍵盤以上のランクを用意したい所です。
カワイの電子ピアノCAシリーズは比較的安く木製鍵盤を手に入れることができ、コスパ的におすすめです。
(エントリーモデルのCNシリーズはプラスチック鍵盤なので注意)
\電子ピアノなら白いピアノも簡単にゲットできます!可愛いですよ~/
[itemlink post_id=”1957″]
ピアノと電子ピアノで迷う方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。
幼児科の頃は楽器の種類より楽器の置き場所が重要
ここまで楽器の種類について説明しましたが、実は幼児科のお子さんに重要なのは楽器の種類よりも楽器の置き場所です。
1日3~5分でも良いので、毎日鍵盤に触るクセを付けることがとっても大切なんです。
我が家も最初は2階に電子ピアノがあったのですが、毎日2階に行くのが面倒でレッスンについていけなくなり・・・
慌てて1階のリビングに楽器を下ろした経緯があります。
やはり思いついた時にパッと弾けるリビング付近が、親子ともにラクです。
しかし、毎日同じ姿勢で練習したほうが良いので、楽器と椅子の高さはレッスンと同じくらいに合わせてあげることをおすすめします。
リビングの片隅に置き場所を作るなら、やはりコンパクトなキーボードに軍配が上がります。
\400種類の音を内蔵!お子さんも楽しく弾けちゃいます/
[itemlink post_id=”1954″]
\ヤマハのキーボードが良いな、と思う方はレビュー4.6のこちらもおすすめ/
[itemlink post_id=”1946″]
楽器店の営業は気にしなくてOK
楽器店にはエレクトーンやピアノを販売する営業さんがいることが多いです。
娘のクラスでは、幼児科が始まって最初の頃に2回ほど説明がありました。
「楽器はヤマハで買った方がよいのかな?」と思うかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。
一応、「レッスン生が楽器店で買うと割引になりますか?」と確認しておくと、良いかもしれません。
エレクトーン購入は楽器店を通す事が多いと思いますが、ピアノやキーボードの購入は自分で好きな物を選んでOKです。
まとめ:幼児科後の進路に合わせて楽器は購入しよう
幼児科に入会すると楽器は悩むポイントですが、焦って買うと後悔する事も多いです。
大型の楽器を買うのは、お子さんの適性や好みが決まってからでも遅くありません。
しっかりと選び、無駄のないお買い物をしてくださいね。
読んでくださってありがとうございました。お子さんと楽しい音楽ライフが送れますように。
コメント