【2023受講中】幼児科が物足りない子やJ専対策におすすめ!ヤマハ幼児科オプションレッスンを徹底解説

ヤマハ音楽教室幼児科のオプションレッスンの特徴・月謝など

幼児科の内容が物足りなくて、後悔している・・・

親も音楽初心者。幼児科についていけなくて、追加レッスンして欲しい・・・

ヤマハ音楽教室の幼児科は、幼児期ならではの「耳の力」に重点を置いた音楽カリキュラムですね。

親子で音楽に親しめる非常に良いカリキュラムですが、演奏技術の指導が物足りないと感じているお宅もあると思います。

我が家も同じ悩みを持ち、幼児科2年目の途中から「オプションレッスン」を受講中です。

今回はオプションレッスンの内容や費用、メリットデメリットなどをまとめました。

幼児科は楽しいけれど物足りなさを感じる方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

幼児科オプションレッスンの内容

幼児科オプションレッスンの内容は生徒と先生が話し合って決めるため、全て自由です。

個人の演奏技術を伸ばしたいため、長女はピアノの基礎を見てもらっています。

幼児科オプションレッスンの3つのメリット

幼児科オプションレッスンのメリットは、主に3つです。

  • 子どもの理解度や技術に合った指導を受けられる
  • ヤマハの良さを生かした指導を受けられる
  • 先生を独り占めでき、深い指導を受けられる

この章では、オプションレッスンのメリットを順番に説明します。

1.子どもの理解度や技術に合った指導を受けられる


1つ目のメリットは、子供の理解度や技術に合った指導を受けられることです。

幼児科のグループレッスンは、個人の演奏技術よりも全体の流れを重視して指導が進みます。
(学校の授業と同じですよね)

長女ももの例ですが、「右手を練習してきてね」と言われたら、左手も自力で譜読み。

次の週には「わたし両手で弾けるよ!」という状態でした。

もちろんレッスンでは、「宿題だった右手を聞かせてね~」と言われます(当たり前)。

レッスンの流れを乱さないよう指示に従わせると、「弾けるのに・・・」と、長女のストレスは溜まるばかり。

でも、楽しいからやめたくはない!と言うので、モヤモヤが続いていました。

その点、オプションレッスンなら本人の技術に合った教材と進度を取ってもらえるので便利です。

2.ヤマハの良さを生かした指導を受けられる


2つ目のメリットは、ヤマハ幼児科の特色である「耳の力」や「移調・転調」を理解した指導を受けられる点です。

幼児科では、楽譜を読むよりも耳で聴いて理解する力を重視しています。

そのため『外部の教室に行くと、弾けるのに楽譜が読めずに苦労する』は、ヤマハあるあるとして有名です。

また、外部の教室と併用すると「外部の先生とヤマハの先生で言うことが違う・・・」というやりづらさを感じるご家庭もあるようです。

その点ヤマハのオプションレッスンなら、幼児科の特徴を理解して指導を進めるため、ストレスなくレッスンを受けられます

長女も、楽譜通りに弾けたらできるだけ移調して弾いてくるように言われています。
(ハ長調→ト長調・ヘ長調など)

移調はヤマハならではの指導だと思うので、非常に満足度が高いです。

3.先生を独り占めでき、深い指導を受けられる


3つ目のメリットは、深い指導を受けられる点です。

グループの時はきめ細かい指導を受けることは難しいですが、個人では一対一なのでいつでも質問できます。

外部教材以外に、ぷらいまりーの内容を深掘りすることも可能です。

左手の伴奏アレンジ、CDの耳コピ指導なども希望すれば受けられます。

幼児科オプションレッスンの2つのデメリット


内容としては満足できる幼児科オプションレッスンですが、2点のデメリットがあります。

  • レッスン料が高い
  • 練習する曲数が増えて大変

ここからは、デメリットについて解説していきます。

1.レッスン料が高い

1番思うことは、レッスン料の高さです。

正直言って、月1回で3080円+施設料は高いです。少し追加すれば、個人ピアノ教室なら月3~4回の指導を受けられる価格。

幼児科の月謝と合わせると、我が家は毎月ヤマハに12650円支払っています。

2.練習する曲数が増えて大変

グループレッスンの曲+個人の曲なので、練習する曲数が増えます

グループで3曲、個人で5曲(月1回なので、まとめて宿題を出してもらっています)となると、新しい曲の時は少し大変です。

幼児科オプションレッスンがおすすめな人

幼児科オプションレッスンがオススメな人は以下の3種類です。

  • 幼児科が物足りない子
  • 幼児科についていけない子
  • 幼児科修了後はJ専に進みたい子

ここからはこの3例を、順番に説明していきますね。

幼児科が物足りない子

うちの長女は、この例にあたります。
幼児科は楽しいし、お友達とワイワイ音楽を楽しめる点では非常に満足。

しかし、個人の技術はみてもらえないため、指の形やもっと丁寧に弾くことなどを教えてもらいたい・・・

結構いらっしゃるのではないでしょうか。

みぃまま
みぃまま

わたしが弾き方に口を出すと険悪になるので、お金を出して外注する事にした次第です・・・笑

幼児科についていけない子

幼児科のレッスンは、弾けていない子がいてもどんどん進んでいきますね。

そのため、練習時間を確保しづらいお子さんはレッスンについていくのが厳しくなることもあります。

個人オプションならきめ細やかな指導を受けられるため、お子さんのレベルが追い付くまでオプションを付ける方もいらっしゃいます。

(長女の楽器店では、オプションレッスンは幼児科についていけない子の補講に使われることが多いようです)

幼児科修了後はJ専に進みたい子

ハイレベルな演奏技術と作曲を学べるJ専に進みたい子は、オーディション対策にオプションレッスンを付けることもあるようです。

J専オーディションでは、調音や個人演奏などが行われます。

普段のレッスンでどこまでの調音を行うかはクラスのレベルによるため、オプションレッスンならオーディション対策に特化したレッスンを受けることができるでしょう。

幼児科オプションレッスンを始められる時期

ヤマハHPでは幼児科のグループレッスンに慣れてくる、開講後4ヶ月以降からをおすすめしています。

ぷらいまりー1の後半に入ったころが、目安と言えるでしょう。

しかし、上の子がヤマハ経験者で色々分かっているご家庭は、早くから個人を併用する事例もあるようです。

幼児科オプションレッスンの月謝目安

良いものと分かっていても、気になるのはお月謝ですよね。

幼児科の月謝も安くはないため、非常に気になるポイントだと思います。

回数ごとの月謝を表にまとめたので、参考にしてください。

月1~3回でオプションレッスンを付けた場合の月謝目安

  オプションレッスン月謝 幼児科グループ月謝 1ヶ月の月謝合計
月1回   3,080円   7,150円 10,230円
月2回   5,940円   7,150円 13,090円
月3回   8,800円    7,150円 15,950円

長女の楽器店はグループレッスンの施設費が1760円、オプションレッスンの施設費が660円です。
そのため、幼児科+オプション月1回で12650円を支払っています。

参考:ジュニア科進級後の月謝目安

幼児科修了後、小学生コースのジュニア科では個人レッスンが付属するコースを選択できます。

  • ジュニア総合コース
  • ジュニア専門コース(J専)

これら2つのコースの月謝を、参考に掲載します。

みぃまま
みぃまま

結論を言うと幼児科でオプションレッスンは、ジュニア総合コースよりちょっと安いくらいの月謝です。

ジュニア総合コース(グループレッスン+選べる回数の個人レッスン)の月謝

ジュニア総合コースでは、『月3回、60分のグループレッスン』『回数を選べる30分の個人レッスン』を行います。

  1~2年目 3~4年目 5~6年目
グループ+個人月1回 11,330円 12,430円 13,530円
グループ+個人月2回 14,190円 15,290円 16,390円
グループ+個人月3回 17,050円 18,150円 19,250円

ジュニア専門コースの月謝

ジュニア専門コースは、学年が上がると1回のレッスン時間が長くなります。

レッスン回数や時間が変わらないジュニア総合コースとの、大きな違いかもしれません。

J専は個人・アンサンブルともに求められるレベルが高く、作曲コンクール、ピアノやエレクトーンのコンクールや演奏会などのイベントで忙しい毎日を送ります。

  1~2年目 3~4年目 5~6年目
年間レッスン回数 グループ:40回

 

  個人:40回

グループ:月3回(36回)

 

  個人:月3回(36回)

グループ:月3回(36回)

 

  個人:月3回(36回)

レッスン時間 グループ:60分

 

  個人:30分

グループ:75分

 

  個人:40分

グループ:90分

 

  個人:40分

月謝 18,480円 20,680円 22,880円

幼児科オプションレッスンの講師

幼児科オプションレッスンの講師は、基本的には幼児科の担当講師が受け持つことが多いです。

長女も当然のごとく、担当講師が受け持つ前提で話が進みました。

人気講師で時間が取れない場合は、別の講師になる可能性もあるでしょう。

幼児科オプションレッスンの使用教材の例

オプションレッスンの使用教材として、幼児科2年目10月、ぷらいまりー3の途中からオプションレッスンを付けた場合の使用教材の例をご紹介します。

長女はピアノ希望で、現在の演奏力から講師がテキストを選びましたが、エレクトーンの場合はエレクトーンの教材を使用します。

エレクトーンのオプションレッスンを付けているお子さんは、幼児科時代から足のベースを使うこともあるようです。(Instagram調べ)

長女が使用しているのは、2冊とも一般的な幼児用テキストで、個人教室でもよく使われているものです。

バーナムピアノテクニック導入書

バーナムピアノテクニックは正しい姿勢や指の使い方、音楽理論の基礎など、基本的な技術を習得するための導入書です。

音階練習、スタッカート、アルペジオなどの基礎を棒人間を交えて分かりやすく説明してくれるため、幼児のピアノ技術の基礎固めによく使われる教本です。

オルガンピアノの本2

ヤマハ出版が出している、幼児のピアノ練習曲集です。

ぷらいまりー3と進度が近く、『先生グッジョブ!』と思うほど。

もちろん、ぷらいまりーよりも少し難しいです。

『かっこう』『かわいいおどり』など、ぷらいまりーで出てきた曲が別バーションで載っているため、幼児科と併用するのに非常に適していると思います。

 

ぷらいまりー

幼児科で使用しているぷらいまりーは、編曲やアレンジを見てもらいたい時は使用しています。

長女の例では、ぷらいまりー4の『さあ!みつけよう』の右手アレンジなどは見てもらっています。

幼児科オプションにこだわらない追加レッスン方法

幼児科のオプションレッスンについて説明しましたが、オプション以外に個人レッスンを見てもらう方法もあります。

楽器店オリジナルコース

ヤマハ音楽教室はフランチャイズ経営で、様々な楽器店がヤマハの看板で音楽教室を開いています。

そのため、ヤマハのレッスン(ヤマハシステムと言います)と別に、楽器店独自のレッスンコースを持っている楽器店も少なくありません。

個人のピアノ教室よりは少し割高ですが、ヤマハに支払うマージンが無い分、個人オプションよりは月謝が安く済むこともあります

開設していない楽器店もありますが、調べてみても損は無いでしょう。

外部の個人教室


ヤマハをソルフェージュ教室と割り切り、ピアノ技術は外部で見てもらうのもありでしょう。

個人教室の月謝は本当にピンキリですが、幼児なら5000円で月4回見てもらえる教室も見かけます。

正直言うと、我が家もジュニア科に上がらないためかなり悩んだ方法です。

子どもでも受けられるピアノオンラインレッスン


幼児科のオプションレッスンを受けたいけれど、子どもを連れて週に何度もヤマハに通うのは大変な方もいらっしゃるでしょう。

その場合、オンラインレッスンを試してみる方法もあります。

無料体験ができる教室もあるため、自宅で気軽に試すこともできますよ。

 

みぃまま
みぃまま

ママがピアノに興味が出た場合も、お子さんが幼稚園に行っている間にサクッと受けられるオンラインレッスンがおすすめです。

 

1.「リモオト」|スポットや月1回もOK

リモオトは、2021年4月に立ち上げられた新しいオンラインレッスンサービスです。

ポイント購入制を採用しているため、費用の無駄がないのが特徴です。

入会金・会員登録は無料、初回に付与されるポイントで体験レッスンを無料で受けられます。

「習える楽器」にピアノ、「特徴」で幼児向けをチェックして、子供に対応できる講師をチェック可能です。

チケット制の気軽なオンラインレッスン「リモオト」はこちらから

2.「まなぶてらす」|オンライン家庭教師サービスのピアノ部門


まなぶてらすはオンライン家庭教師サービスとして有名ですが、オンラインのピアノやそろばんの講師も探すことができます。

「先生をさがす」から「未就学児レッスン」「音楽(ピアノなど/DTM)」にチェックを入れると、子どもOKのピアノの先生を検索できます。

講師の経歴やYoutubeチャンネルなどが詳しく掲載されているため、どんな講師なのかを事前に調べやすいのも嬉しいポイントですね。

3.椿音楽教室|対面レッスンとの併用もOK


椿音楽教室は、60分の無料体験がある音楽教室です。

対面レッスンコースと併用できるため、普段はオンラインで都合の合うときは対面といった使い方もできちゃいます。

全国あちこちの音楽スタジオが教室になるため、自宅以外のピアノを色々弾くことも可能ですよ。

お子さんに一番あった指導を受けられる環境を探そう

お子さんの性格、幼児科修了後の進路、専攻楽器によってベストな方法は異なります。

色々調べてみて、お子さんに一番合った方法を選んであげてくださいね。

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この記事を書いた人

調剤薬局に9年勤務した経験をもとに、医療・健康ジャンルで執筆しているWebライター兼ディレクター。

論文やガイドラインをもとにした正確な内容を、論理的に分かりやすく伝えるのが得意。

ご連絡は問い合わせフォームよりお願いします。

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